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自主練の3回目。
槍の穂先で360度の展望を眺め、無事にテン場まで戻ってきました。

槍ヶ岳山荘のテン場は山荘から50mほど南に行った斜面に、あたかも段々畑のように配置されてます。全部で30張りくらいですかね。設置スペースの周囲は木材で囲われてるんですが、これは斜面だからこそなんでしょうけど、落石を防止する目的があるとか。

今回使用したテントは、BlackDiamondのHilight。

試し張りは9/22の記事（→コチラ）でレポしてますが、実際に使うのは今回が初めて。

地面はめちゃ固いですからペグダウンは諦め。テントの裾のループにペグを差込み、その上から手ごろな石で重しをしてやりました。

この日は風がとんでもなく強くて始終ビュービューと吹きまくり。なので四隅の張り綱もしっかり張ります。同梱されている張り綱は径が太くてかさばりそうだったので3mmの細引きに変更しておいたんですよ。小さめの石にくくり付けた後、デッカイ石で押さえてます。ｺﾚﾀﾞｹﾔﾚﾊﾞﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞﾃﾞｼｮ-ｱﾊﾊ-

風は相変わらず強いけど、中に入ってしまえばチョー快適。

カタログスペックだと室内の横幅は127cm。２人なら余裕はないけど、ソロ使用ならゆったり使えます。あー撮影用にお片づけしてます。いつもはもっとハチャメチャです。

寒い寒いと思ったら、外は既に氷点下ですよ、、、左が室内、右が室外の気温。

持っている服を全部、ええ雨具まで全部着込んで寝袋にもぐり込みます。酒で暖めようと行動食をツマミにビールを飲むんですけど、ビールだと逆に冷えてしまって、、、

んじゃ暖かい食べ物の登場、「日清どん兵衛（リフィル）」を作って食べました。サトーの切り餅入りです。

最近の山食は日清のリフィルシリーズをベースにすることが多くて、容器がゴミにならなくて良いですよね。コンビニオニギリをブッコンでボリュームを増やしても良いし、今回のように餅を入れてもウマいっす。あったまりました。

この時点でだいたい16時くらい。今回は本とか持ってきてなかったので、携帯とか最近入手したiPhoneをポチポチ触りながらノンビリと。SBな携帯は当然ながら圏外なんでモブログも出来ず。。。こんなことならも少しお酒を持ってくれば良かったなぁ。。。

今日の登り、槍平小屋までの3時間は順調だったけど、その後の飛騨沢～乗越は5時間殆ど歩きっぱなし。水分補給の小休止はあったものの、やはりウィークポイントの膝に痛みが出てきた。そもそも今回の計画に無理（無茶？）があるんだろうけど、問題点が明らかになったので良しとするか、、、明日は膝の調子が良ければもう少し歩いてみようかなぁ、、だったら4時に起きて5時出発かなぁなんて事を薄れていく意識の中で考えながら、、、

目が覚めたのは明け方の5時！
やっぱり疲れているのね。

あららーとテントを出たら、ちょうど夜明けのタイミングでした。

左のシルエットは槍ヶ岳。雲が多かったのでお天道様は見れなかったけど、だんだん明るくなっていく山々を堪能しました。

↓こーんな感じの展望が目の前にドドンとひらけてます。

槍の穂先にはご来光狙いの人たちが一杯。

次来た時はアソコで夜明けを迎えるのも楽しそう、、、出来れば寒くない時に来たいなぁ。
（このときの外気温は-3度でした）

気にしていた膝の調子はそれ程悪くなく、ちょっと重たい感じはするものの、痛みは出ていません。なので来た道を戻るのではなく、稜線伝いに南へ下ってみることに。

昨晩に引き続き日清のカップヌードルリフィルに切り餅をブッコんで食べ、飲み物の補助としてホットミルクティを作ってサーモスの瓶に入れておきます。

準備が出来たのが6時半。山荘にテン場の番号札を返し、これから南に向けて出発ですよー！

↓途中、大喰岳の登り道から振り返った槍ヶ岳山荘。

山荘の建物の下、オレンジのテントが張ってあるところ辺りがテン場になります。段々になっているので見晴らしはサイコー！

さてこのシリーズ、もう少し続きます。
次回は稜線伝ってドコまで行けるか、、、果たして大○○ッ○は越えることが出来たのか、、、お楽しみに。