「ふらり涸沢」~レポその2
GWに「ふらり」してきた涸沢レポの2回目。
慣れない雪山登山のうえ、ずっと続く吹雪と突風に充分な睡眠も取れないまま、朝を迎えました。
テント場から東側に開けた先に鎮座する屏風岩。
右に写っているのは、涸沢ヒュッテの展望テラスと名物の鯉のぼりを掲げるポール。当然ながらこの時間(朝の5時!)には誰も見当たりません。
同行の
ynさんに"念"を送って貰ったら、随分と明るくなりました。
ynさんの先の方、落ち込んでいるように見えますよね。実はココが涸沢エリアの際にあたります。涸沢目がけて下からヒーコラと登って来たらココがゴールだし、今から下るのであればココがスタートです。
折角なので、ツーショットも撮りましょう。
夜間撮影も期待できるかと思い、三脚も持ち込んだんですからね、、、
左に写っているのがynさんのTT2。山岳テントではありませんけど、今回は広めの前室が良かったですね。2人が食事をしたり寛いだりするには全く問題なしです。
ynさんの"念"の効果は凄まじく、あっという間に晴れ間が!!
しかも、どどーんと!
右下が涸沢小屋。その真後ろが北穂高岳(3,100m)。真ん中に雲があって、その左が涸沢岳(3,103m)です。
北穂高岳の裏側、滝谷から来た雲は最低鞍部を越え、次々にやってきます。
右から涸沢岳、まあるく凹んでいるトコが白出のコル、ちょうど雲に隠れているトコに奥穂高岳(3,190m)があります。
どうです!
白い雲と雪。
それと青い空。
そのコントラスト。
朝には曇っていてはっきり見えなかった屏風岩も、綺麗に見えてます。
スゴイでしょ!
北尾根の下、テント場と涸沢ヒュッテです。
ヒュッテ、見えないですよね~そう、この時期は、まだ雪に埋もれているんです。テント場の先、丘辺りから左にかけてにあります。
今まで、「山なんて、まして雪山なんて、、」と思ってましたが、この景色を見ていると、昨日の登りの辛さやそれ以外の嫌なこともすっかり忘れてしまいます。こうやって病みつきになって行くんだろうなぁ。。。
と、いつまでも浸っているワケにはいきません。今日中に帰り着かないと。。
さて、いよいよ下山しますか。。寂しいですけどね。。
つづく、、、
関連記事